引き振袖に仕立て直す

振袖を引き振袖に仕立て直す

振袖を引き振袖に直して結婚式で着てみませんか?

成人式で誂えた振袖。その後なかなか出番がなくて箪笥に眠ったままになっていませんか?
もちろんそのまま結婚式の花嫁衣装にもなりますが、思い切って引き振袖に仕立て直すこともできます。

振袖と引き振袖の違い

振袖と引き振袖の違いは、おおまかに次の4点となります。

  1. 裾、袖口にふき綿が入っている
  2. 比翼が付いている
  3. 引きずって着られるように衿の長さと落とし方、身丈など、寸法が多少異なる
  4. 着付ける際に、はこせこや抱え帯など、振袖では使わない小物を使う

1.のふき綿は実際の画像を見ていただく方が分かりやすいと思います。

2.の比翼というのは、結婚式の際にお母さんが着る江戸褄(黒留袖)の内側についている、白い生地です。
元々は襲(かさね)と言われる白いきものを長襦袢と留袖の間に着ていたのですが、着る手間を省くため江戸褄に縫い付けるようになったようです。
引き振袖にも比翼をつけます。

3.の寸法については、振袖と引振袖ではいくつか異なります。
振袖はおはしょりをして着ますが、引き振袖はおしゃしょりをしません。また、振袖以上に衿を抜きます。
そういった引き振袖ならではの着方をした時に美しく着られるように、振袖とは多少寸法が異なります。

4.の着付ける際の違いは、はこせこや抱え帯と言った振袖には使わない小物を使う点、帯締めも振袖用のものより太いものを使う点などがあります。

引き振袖に仕立て直す手順

お店によって仕立て直し方に違いがあると思いますが、だるまやの場合、一度振袖を解いて洗い張りをして仕立て直します。
前項の3.で説明したように、根本的に着方が異なるため、それに合わせて仕立て直した方が着姿が美しくなるためです。
仕立て直す際に、振袖の時とは八掛の色を変えることもあります。
比翼は江戸褄(黒留袖)の場合は白を使いますが、引き振袖の場合はきものの色に合わせて、白以外の色を使う場合もあります。
だるまやでは、お持ちいただいた振袖の色や柄に合わせて、その振袖が最も栄えるような仕立て直しを提案しています。

お母さんの振袖を娘さんの結婚式の引き振袖に仕立て直した事例

お母さんが成人式でお召しになった振袖をそのまま娘さんが成人式に着られたそうです。
その後、娘さんのご結婚が決まり、花嫁衣装として引き振袖を着たいと思った時に、お母さんの振袖を直せないか?と思い、ご相談いただきました。

お手入れ前

お手入れ後

仕上がった引き振袖を見てとても喜んでいただけました。
この時は比翼や伊達衿の色も白から染めて仕立てたので、とても華やかな引き振袖になりました。

振袖を引き振袖に仕立て直す料金

元々の振袖の状態、裏地の色の希望、比翼を付けるかなどにより金額が大幅に変わるため、お客様の品物を見て見積もりいたします。
目安としては、きものが10万円〜15万円程度、長襦袢が4万円程度が多いです。

ご自分の振袖を引き振袖に仕立て直した事例

ご自分が成人式で着た振袖を、ご自分の結婚式の花嫁衣装として仕立て直したいとお持ちになられました。
長襦袢はピンクと赤の2枚お持ちだったのですが、赤のほうが映えると思い、赤を利用することに。

お手入れ前

お手入れ後

振袖の八掛は黒地だったのですが、引き振袖にするなら、真っ赤にする方がかっこいいと思いますと提案したところ、「そうしましょう!」ということになりました。
比翼は基本的には白で、衿のところだけ八掛と同じ赤にしました。


納品時に羽織っていただき、寸法など仕上がりを確認していただきました。
とても満足していただけたようです。
「結婚式の写真ができたら見せてください!」とお願いしておきました。

振袖を引き振袖に仕立て直す料金

元々の振袖の状態、裏地の色の希望、比翼を付けるかなどにより金額が大幅に変わるため、お客様の品物を見て見積もりいたします。
目安としては、きものが10万円〜15万円程度、長襦袢が4万円程度が多いです。

お義母さんの振袖を引き振袖に仕立て直した事例

新郎のお母さんが着た振袖を引き振袖に仕立て直してお嫁さんが着た事例のご紹介です。
お子さんがみんな男の子だったお母さんは、「この振袖も出番がないだろうなぁ」と思われていたそうですが、なんとお嫁さんが「結婚式で着たい!」と言ってくれたそうで。
最初にご相談にお二人で来られた時からとても仲が良く、途中まで新郎のお母さんとお嫁さんだと気づかなかったくらいです。
どのように仕立て直すかいろいろと相談して決めました。

お手入れ前

お手入れ後

振袖の八掛をそのまま使用し、比翼は衿のみ赤で他は白にしました。
きものの緑、比翼の白、長襦袢の赤が交互に見える取り合わせです。
袖の裾にしみがあったので、少し袖を短くしてしみが隠れるようにしました。
帯揚げ、帯締め、抱え帯、はこせこなど、式場で借りる小物の色合いも一緒に考えさせていただきました。

結婚式当日のお写真をいただいたので、紹介します。

お客様からいただいたメッセージです

本日はお忙しいところ、ありがとうございました。
デジカメの写真データを送付します。
ご提案いただいた帯も小物もぴったりでした。
式当日は、本当にたくさんの人がお着物が綺麗と大興奮で、これから結婚する友人も引き振袖を是非着たいと言っています。
キャンドルサービスの代わりに菰樽を開いて各卓を回ったので、自慢のお着物をじっくり見てもらえました。
また、お義母さんのお母さんも、大変喜んでくださり、披露宴中も何度も、「もっと近くで見たいわ」と車いすで何度も来てくれました。
本当にありがとうございました。

↓ブログにも書きました
引き振袖を納めたお客様から結婚式の写真をいただいたので

M様からいただいた写真とメッセージ

お客様からいただいたメッセージです

こんにちは。無事挙式が終わりました!
ゲストの方も、家族、主人、着付けの担当の方や写真を見せた方にも大好評でした!
何より祖母が大変喜んでくれました。
祖母は自分の娘に作った着物を孫が結婚式で引き振袖で着るなんて!と信じられないくらい、本当に喜んでくれました。
私も自分が一番好きな着物で挙式をあげられたことにただただ感動いたしました。
素敵なお仕事をありがとうございます。
取り急ぎ友人に撮ってもらったお写真をお送りします。

M様からいただいた写真とメッセージ

お客様からいただいたメッセージです

だるまや 八木さま

先日引き振袖を仕立てていただきましたMです。

11月20日、無事に挙式をあげることができました。
当日の写真、さっそく写真屋さんからいただきましたので、お送りします。
着物が素敵に写っているものを…と何点か添付しました。

引き振袖と、新郎の制服との組合せが、
富士屋ホテルの和洋折衷な雰囲気と相まって、なんとも大正浪漫の香りのする写真です(笑)

成人式に仕立てた大好きな振袖だったのですが、
婚礼用にふさわしいのかしら…と正直不安に思っていたところもありましたが…
思い切ってお直しに出して、着ることに決めて大正解でした!

おすすめしていただいた赤の生地を入れて良かったです。
建物の赤や、ちょうど色付いた紅葉の赤とも合っていて、とても映えていました。
一緒に洗い張りしていただいた母の金の帯も、華やかで。
白の衿と比翼がきりっと締まって、本当に素敵な花嫁衣裳に生まれ変わりました。

成人式の2年前から探し始めて、とても気に入って仕立ててもらった振袖を、
こうしてまた着ることができて、本当に良かったです。

母が「この振袖を、引き振袖に仕立て直して結婚式に着せたい!」と言っていたのを、叶えることができました。

脱いでしまうのが、本当に本当に名残惜しかったです。
いつかまた、出番があるのであれば、きっとだるまやさんに仕立て直しをお願いします。
また着たいし、誰かに着てほしいくらい、大好きな着物なので。

これからも素敵なお仕立ての事例、楽しみにしています。

O様からいただいた写真とメッセージ

お客様からいただいたメッセージです

だるまや京染本店 様

お世話になっております。 旧姓 Oです。
先日は成人式に着た振袖を、引き振袖に仕立て直して頂き、誠にありがとうございました。
思い出深い着物を挙式で着ることが出来、母や参加して頂いた皆様にも 「素敵な着物だね」とたくさん声を掛けて頂き、本当に良い思い出となりました。
この度は誠にありがとうございました。

Y様からいただいた写真とメッセージ

お客様からいただいたメッセージです

だるまや京染本店 様

以前、振り袖から引き振り袖への仕立て直しをお願いした山本です。
無事、結婚式が終わりカメラマンさんからのデータが届きましたのでご報告をと思いご連絡しました。
思い出の着物をこのような形でまた着ることができて本当に嬉しいです。着物を通してまた一つ大切な思い出が増えました。ありがとうございました(o^^o)

S様からいただいた写真とメッセージ

お客様からいただいたメッセージです

だるまや様

引き振り袖と、長襦袢の仕立て直し、ありがとうございました。
おかげさまで、昨日、挙式披露宴が終わりました。

祖母も母もとても喜んでくれましたし、ゲストの皆さんにも、スタッフの皆さんにも大好評でした。

写真、データが手元に届くのは数ヶ月かかるので、友人が撮ってくれたデータをお送りします。

もしよろしければ、スタジオ写真等ができあがったら、見ていただきたいと思います。

本当にありがとうございました。

振袖を引き振袖に仕立て直す料金

元々の振袖の状態、裏地の色の希望、比翼を付けるかなどにより金額が大幅に変わるため、お客様の品物を見て見積もりいたします。
目安としては、きものが10万円〜15万円程度、長襦袢が4万円程度が多いです。

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